空き家の利活用の可能性調査 ~現状把握~

空き家(遊休不動産)活用に向けて

今年2月頃から始まった遊休不動産活用調査に向けたプロジェクトですが、暖かい季節が近づいてきたので(冬の日光はホント寒い)これより徐々に動き出します。

しかし利用可能な空き家を「使う」という目的以外、そもそも「何をするか」、「誰が使うか」、「使えるのか」、「危険はないか」など全くもって先が見えていないのが現時点の状況。

そんな状況であれば焦る必要もないのですが、家は人が住まなくなると劣化が進んだり、空き家管理自体にも人手やその他コストが発生し、放置する事自体にもコストやリスクが伴う恐れがでます。

まずはそもそも本当に活用でるかの切り分けのため、現状把握をプロジェクトのスタートとして行う事になります。

空き家(遊休不動産)の現状把握

調査対象となっている遊休不動産は、現在は空き家ですが数年前まではもちろん人が居住していた建物。

当時の居住者は現在県外が生活の拠点となっているそうで、空き家の管理は地域住民に一任されているとの事です。

その地域住民に許可を得て建物内部に入ると、家財道具一式がごっそりと残っている状態であるため、まずはこの家財道具を、処分するもの使えるものに分別する作業を経て家財道具を運び出し、丸二日かけて現状把握を行えるまっさらな状態にしました。

まっさらな状態の空き家内部を管理主と一緒に見て回り、その結果、キッチンやトイレの水回りに部分の使用は費用をかけて改修する必要はありそうですが、建物自体に大きな損傷や主だった危険部分は見当たらず、課題は残るものの用途によっては有効活用ができる遊休不動産だろうとの判断となりました。

空き家(遊休不動産)内部の課題など

なお、今回の判断はあくまでも素人判断となるため、建物の構造に関わる根幹や電気系統については近所の職人さんに見てもらう方針にて進めることとなりそうです。

※素人判断では心配な点※

    ・柱や梁の歪み、ねじれ
     築数十年の建物の為、柱に歪みやねじれが見られる
    ・土壁の剥がれ
     一部土壁が落ちており、その他部分について補強の必要がある
    ・電気系統部分
     現状電気は通っているが、ネズミ等による漏電が心配

※コストをかける事で解決できるだろう内容(低コスト)※

    ・動かない引き戸がある
    ・引き戸のガラスが破れている
    ・畳がふかふかしている
    ・障子にシミや破れがある
    ・ネズミが齧ったあと(柱等の構造部分には問題ない軽度なもの)

※コストをかける事で解決できるだろう内容(高コスト)※

    ・トイレの改修
     下水道が通っておらず、トイレは現状汲み取り式。
     簡易水洗への変更を検討

長年、使われていなかった建物であったこともあり、活用にいたるまでの道のりはまだまだ長いですが、一つの地域資源と判断された空き家の活用検討に向けたプロジェクトは引き続き継続していくこととなります。